低燃費タイヤのラベリング制度って何?

車が前進すると、進行方向と逆方向へ転がり抵抗が発生します。空気抵抗や接地摩擦の他にタイヤの変形による抵抗があり、これが車の転がり抵抗の主な原因となっています。転がり抵抗が大きいと車の進むエネルギー消費も増加するため、燃費が悪くなってしまいます。
この転がり抵抗を軽減させる事で燃費の向上を目的に作られたのが低燃費タイヤ(エコタイヤ)で、車の使用者は燃料費が安く済む上、CO2の排出量削減にも繋がる環境に優しいタイヤです。
地面とタイヤの抵抗が減少し、摩擦が減ると地面へのグリップ力が低下してしまい安全性能に問題が出てきます。そこでエコタイヤは燃費向上と安全性を両立させ、それを明確に表示するラベリング制度を規定しました。
一般社団法人日本自動車タイヤ協会が業界自主基準として作成し、2010年よりスターチした制度で、走行中にエネルギーの損失度を表す転がり抵抗性能はCからAAAまでの5段階、雨で路面が濡れている際の制動力を表すウェットグリップ性能がdからaまでの4段階で表示されています。
エコタイヤは転がり抵抗性能A以上、またウェットグリップ性能がd以上に定められ、どちらかでも基準を満たさなければエコタイヤとは認められません。

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